天使のつめきり(横浜市西区、横浜駅近く)では、看護師・介護士を対象にしたフットケア研修、メディカルフットケアセミナーを開催しております。足、趾指、爪の役割とケアの重要性を学習して、適切なフットケアの方法と専門知識、技術を習得するためのフットケア研修会、フットケアセミナーを開催しております。
≪お知らせ≫
2021年3月末をもちまして、スクール受講生受け付けを終了しました。
現在、フットケア研修会、メディカルフットケアセミナーを開催してしております。
フットケア研修、フットケアセミナーのご依頼は、こちらからお問合せ下さい。
医療、介護の現場で働く看護師さん、介護士さんは爪切りもケアに含まれています。しかし、爪の構造や役割、そして正しい爪の切り方を学習されないまま、独自のやり方で切っているのではないでしょうか?
また、変形して本来の爪の形を成していない盛り上がった爪、巻き爪で痛みのある方の爪の切る方法がわからなくて、苦労しているのではないでしょうか?
身体の土台である足のケアをすることによって、転倒骨折防止になり、介護予防に繋がる事が明らかになっています。糖尿病患者さんのフットケアを行うことで、診療報酬も算定されることになり、専門的な技術と知識を身につけるトレーニングの必要性があると思います。
足、趾指、爪の役割とケアの重要性を学習して、適切なケアの方法と専門知識、技術を習得するためのフットケア研修会、メディカルフットケアセミナーセミナーを開催してしております。
フットケア施術画像
フットケア施術「あけみ様 85歳」
≪所要時間 約50分≫
施術が終了し、椅子からの立ち上がりがスムーズにできて、嬉しそうに何回も立ち上がったり、歩いてふらつきがなくなり魔法にかかったようだと喜ばれました。
椅子から立ち上がる時も、爪に力が掛かるのですね!
フットケア施術「ひとみ様 81歳」
≪所要時間 約50分≫
両方の母趾爪も爪床が剥離している。グラインダーで削るとボソボソ崩れるので、爪の形に整えてジェルネイルで固めてあります。
来所時は、表情が硬くお話もされませんでしたが、終了時は、笑顔になり「足が軽くなった」と喜ばれていました。
施術中は電話に出る事ができない場合がありますため、折り返しご連絡を差し上げます。
天使のつめきり フットケ研修会、セミナー 講師紹介
伊部美代子
【資格・経歴】
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メディカル フットケア
私たち人間は、日常的に “立って歩く”という動作は、無意識に行っています。
足、趾、爪に障害やトラブルが無い限りは、当たり前に生活をしています。「歩けなくなったら・・・」と考える機会はあまりありません。
足に合わない靴で、靴擦れや、歩きすぎて足が痛い、少しの痛みでも歩行がつらくなりますが、時間が経てば改善されるものです。
しかし、糖尿病足病変などの場合、末梢神経障害(足の感覚が鈍くなる)や循環不全(血流が悪くなる)、などから、細菌や白癬(水虫)などの感染に対する抵抗力が低下して、急激に悪化して重篤な病態になることがあります。
重症になると、細胞が死んでしまう壊疽という病気になり、足の切断はもちろんの事、永久的に歩行能力を喪失してしまうこともあります。
そして、介護を受ける高齢者の足も、筋力の低下から循環が悪くなり、爪白癬(水虫)に感染し、爪の変形をおこしてきます。
足は身体の末端なので、血液が流れにくくなり細胞に栄養と酸素が行き渡らなくなります。細菌や白癬菌と戦う能力のない足になり、手先などに比べると、あまり目に触れる機会が少なく、異常の発見が遅れてしまいます。
足の運動能力の衰えは生活の質の低下をきたし、生命の脅かす危険性を認識しなければなりません。
フットケアは大切な足の機能を維持していくために、足、趾、爪、皮膚、筋肉、神経、血液循環、ホルモンなどの、全身の解剖・生理、の知識と具体的なケアの方法や技術の実践と、生活様式や年齢に合わせたケア行い、最期まで自分の足で歩き心や身体、その人すべてを守るケアなのです。
足の爪切りがなぜ必要か?
足の爪は、趾の先端を保護し、趾の力を増加させ踏ん張りやけりができ、二足歩行のバランスを取り、しっかり大地を踏みしめるという重要な役割を果たしているのです。
足の爪も関心度が低く、気が付いたら、爪が硬く厚くなっていたり、変色して盛り上がって普通の爪切りでは刃が立たない事もある。また巻き爪になり痛みや炎症の原因にもなってきます。
きちんとケアがされていなければ、歩行のバランスが悪くなり膝痛や腰痛の原因になり、生活能力の低下をきたし、転倒、骨折などを繰り返すと寝たきりになることもあります。
介護者に対して、2005年(平成17年)7月26日に厚生労働省医政局長より各都道府県知事あてに、「医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法代31条の解釈について」の通知が出されました。
それは「爪そのものに異常が無く、爪の周囲の皮膚にも化膿や炎症が無く、かつ、糖尿病などの疾患に伴う専門的な管理が必要でない場合に、その爪を爪切りで切ること及び爪ヤスリで、やすりがけすること」を医行為としないとする内容がありました。
しかし、介護施設に入所している高齢者のうち97%が足や爪や皮膚に対して何らかの処置が必要とされているのも現状です。この現状から鑑みると足の状態が介護者のみで介入できる高齢者はほんの一握りに過ぎないという判断になってしまいます。
介護者は「足病変の予防、早期発見」「足の健康維持、増進」を担うマンパワーでもあります。
高齢者の足を守るのは、日常生活の援助を行う介護者にほかならないのです。足や爪に対して医療的介入が必要かどうかという知識と判断が求められます。
足爪のケアの方法と知識とアセスメントをするトレーニングを受ける必要性があると考えます。
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